この世界の片隅に

不発弾の爆発に巻き込まれて右手を失った。
すまん、キャプチャは3枚で許して。
正直なところ、キャプチャで伝えようと思っても、それほど印象的な絵が無いのだ。

この作品はご存知の通り広島原爆の話。
しかし、この作品からは戦争の悲惨さや核の怖さは伝わらないと思ってほしい。
戦時中をたくましく生きた主人公すずの物語であって、戦争映画ではない。
すずの右手が無くなった場面も、何かよく分からない映像が流れ、
気付くとすでに布団に寝かされ治療も施されている。
この場面、最も生々しく描写するべきだったと思う。
ここすっ飛ばしたせいで、戦争の悲惨さがほぼ皆無。
世間では評価が高かったが、言うほどではないと思う。

あと、声優(能年 玲奈)が良くない。
かなりヘタクソなので感情が伝わってこない。
これがプロの声優だったら、もう少しすずの辛さを表現することができたかもしれない。
いい加減アニメ業界は俳優使うのやめるべきだ。
監督:片渕須直
脚本:片渕須直
原作:こうの史代『この世界の片隅に』
製作:真木太郎
製作総指揮:丸山正雄
音楽:コトリンゴ
撮影:熊澤祐哉
編集:木村佳史子
制作会社:MAPPA
製作会社:「この世界の片隅に」製作委員会

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